中心性頸髄損傷の病態と特徴

脊髄損傷

中心性頸髄損傷は、頸椎(首の骨)の中心に位置する頸髄(脊髄の一部)への損傷を指します。

この種の損傷は通常、脊髄の損傷の中でも最も深刻なものの一つであり、重大な身体的障害を引き起こす可能性があります。

中心性頸髄損傷の病態は、外傷的な要因によって頸髄に損傷が生じることによって起こります。

交通事故(44%)、転倒・転落(42%)、スポーツ(5%)、暴力・自傷(2%)などが一般的な原因です。事故やけがの状況によって、頸髄の一部が圧迫や損傷を受けることがあります。

頸椎の骨折や脱臼、脊髄の腫瘍や炎症なども、中心性頸髄損傷の原因となる可能性があります。

本記事では、中心性頸髄損傷の特徴について解説します。

中心性頸髄損傷の病態

中心性頸髄損傷とは、その名の通り頸髄の「中心」が損傷される病態のことを言います。

頸髄を横断面で見た時、中心に近づくほど上肢に分布する神経繊維が多いため、

中心性頸髄損傷では、上肢・手指への麻痺が顕著に出現します。

中心性頸髄損傷の症状

中心性頸髄損傷の症状は、損傷の範囲と重症度によって異なります。

一般的な症状には、四肢の麻痺、感覚障害、膀胱や腸の機能の喪失、呼吸困難などが含まれます。

患者によっては、手や指の動きや感覚にも影響を及ぼすことがあります。

中心性頸髄損傷は、重症度によって完全麻痺や部分麻痺、身体的な制約の範囲が異なる場合があります。

中心性頸髄損傷の予後は?

中心性頸髄損傷の予後は、損傷の範囲と重症度によって大きく異なります。

完全な麻痺の場合、回復が難しいことがあります。

一部の患者では、機能的な回復が見られることもありますが、一部の身体機能の喪失は持続する場合があります。

また、重度の中心性頸髄損傷は、呼吸の制御に関わることがあり、生命を脅かす可能性があります。

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