みなさんこんにちは。現役作業療法士のtaraです。
セラピストとして働いていると様々な疾患を経験すると思います。
そんな中で特に難しいな…と感じたのが脊髄損傷
私自身、数えきれないほどの文献と本を読み漁りました
中には「脊損リハを勉強したい!でも何から勉強すればいいか分からない!」という方も少なくないのではないでしょうか?
本記事では、私が読み漁った本の中で「とりあえずこれは読んだ方がいい!」と思う脊損リハのおすすめ本を紹介したいと思います。
脊髄損傷のおすすめ本3選
頸髄損傷のリハビリテーション/二瓶隆一
頸髄損傷リハの専門家の総力を集め、頸髄損傷の病態・メカニズム、急性期の治療から退院準備まで幅広く学べる一冊。
内容がボリューミーなため、一冊全て読むのは大変ですが、頸髄損傷リハに携わるリハビリテーションスタッフなら、家に一冊は置いておきたい本です。
ちなみに私の家にある本書は付箋まみれです(笑)
脊髄損傷リハビリテーションマニュアル 第3版
脊髄損傷リハを最前線で行っている神奈川リハビリテーション病院スタッフのノウハウを結集した一冊。
動作訓練や自助具の選定をしようと思った時、ひと昔前の文献や本を参考に読んでいると、「本当にこの方法が最前なのかな?」「もっと新しい方法はないのかな?」と感じたことのあるPT・OTは少なくないと思います。
本書は基本的な知識から、最新の知見まで記載されており、また豊富なイラストと写真で分かりやすく解説されているため、非常に参考になると思います。
脊髄損傷第2版 日常生活における自己管理のすすめ/徳弘照博
一瞬にして重度の身体障害を発生させてしまう脊髄損傷。当事者やご家族は今後どうしたらいいか頭が真っ白になってしまうでしょう。
本書では、脊髄損傷の方が日常生活を送る上で注意すべきことや、社会生活を続ける上で受けることができるサービスなどが紹介されています。
病院を退院した後の生活指導や、脊髄損傷との付き合い方を勉強したいセラピスト、脊髄損傷を受傷した本人やご家族にも一読をおすすめしたい一冊。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もちろんこれだけ読んどけば大丈夫!という訳ではないですが、ぜひ読んでほしい本を紹介しました。
この記事が一人でも多くの患者様の役に立つことを願っております。
他にも医療に関する本を紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
それではまた。
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