片手でファスナー付きの服を着よう!【現役作業療法士が教える自助具作成】

脳卒中リハビリ

今回は、片麻痺の方でもファスナー付きの服を着る事ができる自助具とその作成方法をご紹介したいと思います!

【現役作業療法士が厳選】ネットで買える自助具・便利グッツ

材料

必要な材料は、①ロープ②クリップのみ!今回はカラーロープを使いますが、幅が広めのロープの方が使いやすいかと思います。

作り方

①クリップのピンチ部分の穴にロープを通し、抜けないように結び目を作ります

こんな感じ↓ ロープの長さは身長に合わせて調整しましょう

以上!笑

作成時間1分ほどです

使い方

①首からロープを掛け、ファスナーの引き手が付いている方(左)にクリップを挟みます

②右側のロープを引っ張ります

ロープを引っ張ったまま、チェーンをスライダーに差し込みます

④差し込めたら、左のクリップをファスナーの引き手に付け替えます。

⑤右のロープを引っ張り、引き手ごと引っ張り上げます

⑥引っ張り上げたら、テンションを張ったまま裾を下に引っ張ります

⑤と⑥を繰り返すと上までファスナーを締める事ができます

まとめ

いかがでしたでしょうか。

使い方には少しコツがいるため、何度か練習が必要かと思います。

高次脳機能障害のある方や握力の弱い方には難しく、今後改良が必要ですが、ぜひ一度試して頂けると幸いです。

本記事が、1人でも多くのセラピストと片麻痺で困っている方のお役に立てることを祈っております。

それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました